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【蜘蛛ですがなにか】8巻のネタバレ考察!原作ラノベ小説のストーリーを網羅

蜘蛛ですがなにか8巻

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原作ラノベ小説「蜘蛛ですが、なにか?」8巻のネタバレ考察を完全網羅!

ストーリーに大きく関わるネタバレ&解説をしています。

注意

当記事は重要なネタバレを含みます。

あらかじめご了承ください。

 

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【蜘蛛ですがなにか?】8巻のネタバレ考察まとめ

原作ラノベ小説「蜘蛛ですが、なにか?」8巻のネタバレ考察です。

各話に張り巡らされた伏線なども解説しています。

「蜘蛛ですが、なにか?」は、魔物視点と人間視点の両面でストーリーが進行していきます。

  • 〇話:魔物視点(主人公:「私」)
  • S〇話:人間視点(主人公:「シュレイン・ザガン・アナレイト(前世名:山田俊輔)」)

 

▼【蜘蛛ですがなにか?】ラノベ小説版と漫画版の違い比較

>>【蜘蛛ですがなにか?】ラノベ小説と漫画の違い!おすすめはどっち?

 

【蜘蛛ですがなにか?】魔物視点のネタバレ考察!

レングザンド帝国の辺境、魔王領からほど近くの街に到着

・UFO事件から2年が経過

・レングザンド帝国は魔王領に接する人族の国。人族と魔族の戦いの最前地。

 

レングザンド帝国の北西には「魔の山脈」と呼ばれる険しい山

・山脈は人族と魔族の領地を分断している

・雪と氷に覆われ、高い標高から気圧も低く空気も薄い。環境に適した魔物が跋扈している。

→ブイリムスが左遷された場所【6巻R1話参照】

 

「白」のスキルが失われ《空納》が使えなくなったため馬車を購入

・馬ではなく地竜を2体利用

→主人と認めた者しか従わず、地竜を従えるのは一種のステータスとなっている

・地竜を2体従えており、馬車には幼女たちだらけという異質のメンバー

→寄るところ寄るところでさまざまな憶測が飛び交っている

 

「笹島京也」の記憶①

京也と妹の種族は「ゴブリン」だった

・村の近くの山脈には多数の強力な魔物たち

→種族的な弱さはあるものの、それを技や仲間との連携で補う強さがある

 

人間によって村を焼き払われる

 

とある冒険者との戦闘

・冒険者『クルッソ!戻ってゴトーさんかレッグさんに伝えるんだ!こいつはただのオーガじゃねえ』

・激情によって冒険者を炎を纏う剣で殺害

→身体が勝手に殺そうと動きだす。まるで心と身体が別々に動いているかのよう。

 

「白」の神化後の身体への影響

・瞳の中にさらに瞳が4個存在。元の姿の目の数と同じ。

→周囲にバレないよう、目を瞑って生活するようになる

・アルビノ個体になる。これまでアルビノの特徴が出ていなかったのは「ステータス」の恩恵。

→太陽光を避けて生活する

 

サエルの左手は修復できていない

・UFO事件で破壊される

→「白」のスキルが奪われたことで、左手の人肌再現が不可能

 

街の近くにオーガが出現し、冒険者が街に集まっている

・冒険者たちが返り討ちに遭っている

 

「笹島京也」の記憶②

オーガ討伐に成功した者には魔剣を報酬として渡す

・魔剣は冒険者でもなかなか入手することはできない

 

オーガの特徴

  • 異常な回復能力。身体が発光したかと思えば傷が跡形もなく消え去る。MPやSPも回復可。
  • 急激な戦闘能力の上昇。一時的にステータスが大幅に上がる。
  • 2本の魔剣を所持。炎と雷。

 

オーガは事前情報にはない爆発する魔剣を所持

・冒険者は壊滅

 

オーガの固有スキルは『武器錬成』

・武器錬成:MPを消費して武器を生み出す

→さらに追加でMPを注ぎ込めば生成した武器に特殊な効果を付与できる。魔剣。

・刃物や打撃武器は作成可能だが、火薬を使用した銃などの近代兵器の類は作成不可

 

爆発する魔剣は「地雷剣」と「炸裂剣」

・「地雷剣」は地雷の効果を持った魔剣

・本来魔剣はMPを消費して効果を発揮するため、壊れるまで使用可能。炎刀&雷刀など。

→「地雷剣」や「炸裂剣」はただの一度爆発することで効果を発現

・「地雷剣」は設置型、「炸裂剣」は投擲武器

 

ブイリムスの死とその子の誘拐

・ブイリムスの死因は同時期に現れた特異オーガによるもの

→ロナントがオーガ討伐に向かう

・生まれて間もないブイリムスの子供が誘拐される

 

児童誘拐事件の調査を担当するディーバの息子夫婦と孫の死

・3人を乗せた馬車での事故死

→誰かの手によって故意に起こされたもの。誘拐組織の手口と酷似。

 

魔の山脈攻略が足止め

・オーガが出現し、街道が封鎖された

→今の季節が夏であり魔の山脈攻略に最も最適な時期。この機を逃せば1年延期。

・数日後に帝国軍の大規模な討伐隊が派遣される。オーガを始末するまで待機。

→帝国軍のなかには有名な剣士と魔法使いがおり、魔王としては目立ちたくない。「ロナント」と「ニュドズ」。

 

魔王がエルフの襲撃を受ける

・魔王とソフィアがギルドで情報収集

→冒険者『魔の山脈の麓に新しい村を作ってたんだが、そこは今廃村になってる。例のオーガの仕業って噂だ。』

・魔王とソフィアが街でエルフの幼女に腕を掴まれる。

→エルフ『…ちゃん!』

・ソフィアがエルフを吹き飛ばすと同時に転移していった

→魔王『ねぎしちゃん。そう言ってたか?』

 

ロナントのニュドス率いるオーガ討伐隊

・激戦の末にオーガ逃走

・神言教が抱える暗部組織のメンバーが出現。異端者や人族に紛れた魔族を始末する闇の集団。

→黒衣の人間『あれの始末を我らにお預けしていただきたく』

 

「笹島京也」の記憶③

必死に討伐隊から逃げ切るも転移で何度も追いかけて攻撃する「ロナント」

→黒衣の人間による幻影

 

黒衣の人間を追いかけた先は、かつて住人を全員殺し尽くした村

・しかし、今はどこからか人間が湧いている

→笹島京也がかつて捕まっていた忌々しい村。

 

オーガは怒りに身を任せ手近な人間を襲う

・連中は何か言葉を発しているが意味が分からない

→今まで覚えてきた人間の言語ではない

 

少女がオーガの前に立ちふさがる

・少女『笹島くん!』

→これも黒衣の人間による幻聴?

・オーガ『僕をその名で呼ぶな!もうその名前を名乗る資格はない。「笹島京也」はもうとっくの昔に死んだ人間の名前だ!』

→少女に斬りかかる

・指揮官と思われる人物と少女は転移で離脱

→それ以外のエルフは全滅

 

オーガは魔の山脈に向けて移動

・オーガは七大罪スキル《憤怒》を取得していた

 

七大罪スキルは精神に影響を与える

・七大罪スキルは初代保有者の性格にちなんだ精神汚染を受ける

→七大罪スキルや七美徳スキルのレベル上げは避けるべき

 

ポティマスの策略

・オカと、アリエル率いる転生者を巡り合わせて殺し合いをさせる

→ポティマスの嫌がらせ。フィリメスとフィリアの接触。【8巻血1話参照】

・魔の山脈へ向かうアリエルが必ず通る廃村でエルフたちを待ち構えさせる

→ポティマスの思惑とは違い、オーガにより全滅させられる。【8巻鬼3話参照】

 

「笹島京也」の記憶④

オーガは「オーガキング」を経て「鬼人」へと進化

・顔は前世の「笹島京也」そのもの

 

命名スキルによって自身の名前を変えた

  • オーガに進化する際に、ゴブリンを名乗る資格はないと思ったから
  • 奴に付けられた名前を上書きしたかったから

・命名された者は名付け親に影響される。【6巻幕間参照】他スキルと組み合わせれば、その生物を完全に言いなりにすることも可能。【8巻鬼2話参照】

→名付け親の命によって、自身の妹を殺す&食べた

 

もう戦う必要はない

・ゴブリンの村へ帰ろうとする

→村への帰路でどこへ向かっていたのか思い出せない。それよりも胸の内に秘める怒りを発散したい。七大罪スキル《憤怒》の精神汚染。【8巻4話参照】

 

雪崩によって魔王とはぐれる「白」たち

・鬼人が現れ戦闘

→サエルが攻撃を受けクレバスに落下。戦線離脱。

・「白」は鬼人が「笹島京也」だと気付く。白『笹島くん』。

→その名前が呼び水になったのか鬼の咆哮

 

ブイリムスの手記

魔の山脈に赴任

・魔の山脈近くの村で、「山脈を踏破し、魔族領への進軍経路を確保する」という任務を務める

 

妻からの手紙で娘が誘拐されたことを知る

・この村は半ば流刑地。勝手に帝都へ行けば脱走兵として扱われかねない。

→帝都に戻れるように便宜を図ってもらえないかという頼みも無駄

・帝都に戻るためには大きな手柄をあげなければならない

 

ゴブリンの活動領域が拡大

・部下たちにゴブリンとの戦闘を許可

 

ゴブリンの活動領域拡大の理由は「武器の強化」

・帝国軍から支給されている量産品の武器よりも上回る武器

→帝国軍の士官クラスが持つ武器と同等

・ゴブリンを討伐しつつ武器を奪って戦力強化

 

ゴブリンの村の襲撃が成功

・武器強化の原因が1匹のゴブリンによるスキルであることを知る

・特異ゴブリンを使役

→肉体的には支配できているものの、精神的にはまだ反抗している

・強力な武器を生み出すゴブリンは帝都への土産としては十分

 

ゴブリンの調教

・帝都からの返事待ち。その間に使役したゴブリンを調教。

→魔の山脈で捕まえた魔物をゴブリンにトドメを刺させてレベル上げ

・ゴブリンが魔剣を生成できることを知る

→このゴブリンがいれば地位は約束される。早く帝都に帰りたい。

 

ゴブリンの使役に陰りが見え始める

・怒や呪といった不穏なスキルレベルが上がり始める

→支配されつつも村を滅ぼされた恨みは消えていない

・レベルを上げさせたりスキルを取得させるために同族を食わせたことを後悔

→食わせた同族は妹【8巻鬼5話参照】

 

手記はここで途切れている

 

理性を失った鬼人

・白がソフィアに鑑定を使わせる

→ソフィア『七大罪スキル《憤怒》のスキルがある』

・白『ソフィア、妬心のスキルを憤怒に!』

→妬心:七大罪スキル《嫉妬》の下位スキル。相手のスキルを封印するスキル。

・白の顔を見て一瞬動揺を見せるも、再び憤怒の炎がその目に宿る

 

氷河の崩壊

・地面の氷河が割れ、ソフィアと鬼人はクレバスの底へ落下

→白が蜘蛛の糸を出しソフィアを救出。蜘蛛糸が使えるように。

・氷河の崩壊は続き、「白」「ソフィア」「メラゾフィス」が落下

→サエルによる蜘蛛の網&空間機動で脱出

 

魔王と合流し状況共有

・現場をアエルたちが探索。魔王『暫定で笹島京也くんとするけど、どうする?』

→ソフィア『もちろんぶっ殺します』

・ソフィア『称号《血縁喰ライ》をとっているなんて、まともじゃない』。ブイリムスによって妹を食べさせられた。【8巻鬼5話参照】

・雪崩によって現場は探索不可

→ただ鬼人がまだ生きていることは確か

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